接客での笑顔、苦手なんですけど……

接客での笑顔が苦手な販売員

接客での笑顔が苦手な販売員の方はたくさんいらっしゃいます。その理由は、だいたいが以下の通りです。

  • がんばって笑顔をつくっているのにお客様の反応が悪い
  • お客様にこびている感じの自分がイヤ
  • 店長に命令され、無理矢理やらされている

そして、これらが重なり合い、結局、接客で笑顔をつくろうとすると精神的苦痛を感じるようになり、疲れ果ててしまいます。それゆえに、「接客での笑顔、ぶっちゃけ苦手なんですけど……」と、悩まれるようになるのですね。




接客中、お客様が笑顔に反応しない……。だから疲れる……

接客には笑顔が必要です。これは自分が客になるとその必要性がわかります。なぜなら、真顔の販売員、暗い販売員とコミュニケーションをとりたいとは思わないからです(筆者の私が客だったら、笑顔の無い販売員に対しては「サービスが悪そう。やる気が無さそう」などと感じてしまいます。印象が悪いです)。

したがいまして、販売員は接客で笑顔をつくり、さわやかにコミュニケーションをとっていかなければなりません。

しかし、中にはこちらが笑顔でも全くニコリとも表情が変わらないお客様、ふてぶてしくずっど無愛想なお客様などがいらっしゃいます。販売員が一生懸命に空気をなごまそうと笑顔をつくっても全く反応されません。むしろ「チッ、うっとうしいなぁ……」のような態度をとられます。そのときに、販売員が「なんだこの客! 気分悪い!」と、怒りがこみあがってきますがそこをグッとこらえるわけです。(笑) そして、このようなときに精神的苦痛が最大になり、疲れます。なぜなら、販売員は本音では「こんな客とコミュニケーションなんかとりたくない!」と思っているからです。それゆえに販売員の笑顔がひきつるようになるのですね。

(^^;)イラッ! ←こんな感じでしょうか。

しかも、そのお客様が商品を購入されたり、契約してくださったときが最悪です。このひきつった笑顔をキープし続けなければならないからです。そのお客様の会計を済ませ、退店されるまでの長い時間、作り笑顔をキープすることは思いのほか大きな精神的苦痛を味わうことになります。たったひとりを接客しただけで、ぐったり疲れてしまいます。そして「私はこんなに無理をして笑顔をつくってお客様に気分を損ねないように配慮して……いったい何をしているのだろう……」と、暗い気持ちになっていくのですね。




接客での笑顔が苦手なら、「真剣な表情をする」

接客での笑顔が苦手なのに、ムリをして笑顔を作り続けていると仕事自体が嫌いになっていきます。そしてどんどん他人が嫌いになっていきます(このような心理状態になってしまわれると、人生そのものを楽しめなくなってしまいますので、対処法を知っておかれる必要があります)。

笑顔に反応しないお客様を相手にされるときは、お客様に合わせて笑顔をやめるようにします。その代わりに上品で、集中した真剣な表情をするようにしていきます。この表情をつくることができるようになると精神的苦痛を感じずにすむようになります。なぜなら、ムリをして笑顔をつくっていないからです。

このとき、ただただ真剣な表情をしてしまわれると「無愛想。暗い。怒っている」のように見えてしまいます。すると店長からも怒られるかもしれません。そこで、上品で、集中した真剣な表情をするようにします。上品とは口角を少し上げ、目を少し見開くことで表現していきます。集中することでやる気がみなぎっていることを表現します。真剣な表情をすることで「あなたと真剣に向き合って、集中してコミュニケーションをとらせていただきます」という意志表示になります。笑顔をつくらずにお客様からも好印象をもたれるテクニックです。そして自分もムリをして苦手な笑顔を作らなくてもよいので、精神的にとても楽です。店長にも集中して接客をしているように映り、「笑顔の少ないお客様なら、それが正解だ」と、思ってもらえます。

※これは接客テクニック「ミラーリング」「ペーシング」です。ミラーリングとはそのままの意味で、鏡のような状態になることです。相手の動作、表情、服装、注文ドリンクなどを同じように合わせていきます。ペーシングとは、ペースのことですね。話す速度、呼吸、感情の動きなどを合わせていくことです。NLP(神経言語プログラミング)のコミュニケーションテクニックです。




接客での笑顔の必要性を再度考える

さて、最後に接客での笑顔の必要性を考えてみたいと思います。本当に接客には笑顔が必要なのでしょうか?

私は必要だと思います。なぜなら、私が客だったら笑顔の無い販売員とコミュニケーションをとりたくないからです。「一生懸命接客をがんばってる感」も感じられないからでもあります。

それに、笑顔はやはりコミュニケーションを円滑にしてくれます。にっこりとした大きな笑顔を目にすると、「感じのよい方だな」と、反応してしまいます。それに、上記でご紹介した「販売員が笑顔でも全くニコリとも表情が変わらないお客様、ふてぶてしくずっど無愛想なお客様」も、意外と心の中では「この販売員の方は感じがいいな」と、思ってくださっていたりするかもしれません。

販売員が笑顔で接客をがんばっていると必ず販売実績は伸びていきます。なぜなら、そのような販売員にはリピーターがつきやすくなるからです。指名していただけるお客様をたくさん持っている販売員は必ず販売実績がトップクラスになります。それゆえに、接客での笑顔は必要であると言えるでしょう。

そのために、笑顔の練習をしておきましょう。毎朝の洗面のとき。毎夜のお風呂の中で。鏡を見ながら顔の筋肉に良い笑顔を覚え込ませていきましょう。にっこりと大きく楽しそうな笑顔をつくれるスキルを身につけていきましょう。そうやって接客での笑顔の苦手意識を克服していっていただけたらと思います。

もしよろしければ、あなたなりの接客での笑顔の必要性を考えてみてはいかがでしょうか。

今回はここまでになります。

あなたのますますのご活躍を心より応援しております。

以上、「接客での笑顔、苦手なんですけど……」でした。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。

ありがとうございました。

(いつでも読み返していただけるようにブックマークをよろしくお願いいたします)。




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