お客様の褒め方

お客様の褒め方| まずはお客様を選ぶ

※今回は新人営業マンの方に向けた内容になります。

お客様を褒めるときは、お客様を選ばなければなりません。
セールスコミュニケーションが上手な営業マンは、褒めても良いお客様、褒めると怒ったり、気分を害されてしまうお客様などを瞬時に見分けておられます。
もちろん、はじめからそれを見分けることはできません。
したがいまして、はじめはお客様全員を褒めるようにします。
そこで褒めても良いお客様、褒めると怒ったり、気分を害されてしまうお客様の情報を経験として収集していきます。

お客様の褒め方| お客様を大切に扱っていることを示す

お客様を褒めるときは、まず営業マンがお客様を大切に扱っていることを示す必要があります。
したがいまして、お客様とセールスコミュニケーションをとるときの話し方と態度でそれを表現していく必要があります。
そしてお客様を褒めるときは、馴れ馴れしくならないようにします。
おちょくっているようにならないようにします。
言葉遣いが丁寧になり過ぎず、自然に上品に褒めていきます。

お客様は営業マンにナチュラルに褒められると、やはり嬉しくなるようです。
そのままご自分のことをたくさんしゃべってくれるようになったりします。
営業マンもお客様と仲良くなりやすくなれます。

ちなみに、褒めると怒ったり、気分を害されそうなお客様を褒めるときは、商談の最後のほうで褒めるようにすると良いでしょう。
このときは尊敬の念を込めて褒めるようにします。
もし尊敬の念を感じさせることができなければ、お客様は「ん? 私はこの営業マンに舐められているのか?」と、一気に警戒心と不快感をあらわにされます。

お客様の褒め方| 家族や友人で練習しておこう!

もしお客様を褒めることがむずかしいと感じるようでしたら、あなたのご家族や友人をつかまえて練習台になってもらいましょう。(笑)
照れくさいかもしれませんが、彼らの良いところを一言ポロッと褒めてあげてみてください。
これに慣れたら、どんな人が目の前にいたとしても褒めることができるようになりますので。

あと、彼らを褒めるときに同時に練習しておいていただきたいのは、声の出し方です。
下記を意識されながら褒める練習をしていただけたらと思います。

・優しい声を出す。
・褒めているときにかまない(言葉につまずかない)。
・上品な単語、上品な内容にする。

※ 「3.上品な単語、上品な内容にする」とは、次のようなことです。
セールスとは関係ないですが、婚活で男性が女性をほめるときを例に挙げてみます。
このとき女性が「私は歳をとっていてもうおばさんです」と、口にされたとします。
「年齢を重ねておられる女性は落ち着きがあって、とても魅力的です。○○さんもとても魅力的ですよ♪」
と、褒めることです。
間違っても次のような単語を使ってはいけません。
「歳をとってたっていいじゃないですか。それに○○さんは全然おばさんじゃないです。若いですよ♪」。
男性は褒めているつもりですが、こんなことを言われた女性は気分が悪くなります。
上品な単語と上品な内容にすることが大切です。

お客様の褒め方| 褒め上手はセールスコミュニケーション上手

お客様を褒めたから成約になるわけではありませんが、お客様を褒めてそれを受け入れてもらえたら、お客様と感情的なコミュニケーションがとれやすくなります。成約の可能性を高められるようになります。
したがいまして、しっかりとお客様を褒めるスキルを磨いておかれると良いでしょう。
ちなみに、お客様を褒めているのにあまり反応が良くないという営業マンがおられます。その場合は、ほとんどが「裏表がありそう」と、お客様に思われているからです。
褒め方が「成約を獲るため」「売るため」と、すけて見えてしまっているのですね。

筆者の私も1度、女性営業の方にたくさん褒められたことがあります。
しかし、その褒め方がおちょくられたような感じだったのとても気分が悪かったのです。
だから「この人、売りたいだけなんだろうなぁ~。褒めてくれてるけど、ぜんぜん信用できない」と、裏表を感じてしまい、すぐに商談を切り上げました(たくさん褒めてくれていましたが、褒め上手ではありませんでした)。

営業マンは年上のお客様と商談することが多いと思います。
ゆえに、しっかりとお客様のタイプを見極めながらセールスコミュニケーションをとるように意識していただけたらと思います。
そして、お客様のタイプを見極められるようになるために、たくさんアプローチしましょう。
そしてまずはたくさん褒めていきましょう。

お客様を褒めるスキルが高まれば、お客様と感情のコミュニケーションがとれるようになっていきます。
すると自然に売れる件数が上がっていくようになります。
ぜひ、褒め上手になっていただけたらと思います。
これからのあなたのますますのご活躍を心より応援しております。

以上、「お客様の褒め方」でした。
一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。
ありがとうございました。