夢(Dream)がもてない理由| 営業マンのメンタル

「やばい……。ぼくには夢がない……。やばい……。わたしには夢がない……」。

20代の学生さん、ビジネスマンの中には(たまに30代、40代の方々も)、このような悩みを持たれています。

では、なぜ、夢をもてる人と夢がもてない人とがいるのでしょうか? 

(夢をもてない人からすると、この問題はとても深刻です)。

今回はその理由をご紹介していきたいと思います。




アイデンティティが確立されていないから| 夢がもてない理由

なぜ夢がもてないのか?

それは「個人のアイデンティティが確立されていないから」といえます。つまり、自分は誰か? 社会に対しどんなことができるのか? 何を善として悪とするか?

これらが固まっていないのですね。

※アイデンティティとは……自分の性格や内面の特性からとらえた自己認識。簡単にいうと、自分はどんな人間かを自分で説明できる状態。これができていない状況にあることを「アイデンティティ・クライシス」と呼びます。

このアイデンティティができていないと、自分で自分のことを理解できていない状態にあるわけですね。そんなときに夢をもとうとすると、必ず「他人の夢をマネる」ようになります。もしくは「欲望を目標にする」ようになります。すると、自分でもすぐに忘れてしまう、どうでもいいような夢になってしまうのですね。

そして「あぁ……。ぼくは夢がない……。目標がつくれない……」と、なってしまうのです。




人生経験が必要| アイデンティティの確立

アイデンティティが確立されていないときは、夢をもてなくて当然です。よって、夢をもとうと考えるだけ気苦労するだけです。それよりも、アイデンティティの確立を目指されたほうが良いでしょう。

では、どうすればアイデンティティが確立されていくのでしょうか?

それにはある程度人生経験が必要になります(特に苦しい体験が必要です)。

下記に、それについて例を挙げながらご紹介します。

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例えば、ある20代の真面目な男性が「円満な家庭をつくりたい」と夢を持ったとします。しかし、その男性の心の奥底には「たくさんの女性と遊びたい!」という欲望も渦巻いています(矛盾してますね)。

さて、おそらくこの男性の場合、欲望を達成させてみたいと考えるでしょう。ですから彼女ができます。しかも、願望通り複数人の彼女ができます。そして彼は存分に欲望を満たしていきます。

しかし、彼はこの生活の中で本命の女性から裏切られてしまいました。そして別の女性からは嘘をつかれ、思い切り騙されてもいました。そしてトラブルにも巻き込まれたりもしました。彼は予想もしなかった厳しい経験をしてしまいます。

さて、人はこんな苦しい経験を通して、はじめて自分を誰なのかと理解できるようになっていきます。

例えば、彼なら、次のような2パターンの考えが確立されていくようになります。

  1. 私は女性と付き合う際、「信頼関係」こそを大切にしていきたい。平気で私を裏切ったり、嘘をつくような女性と人間関係を構築していくのはまっぴらだ。私は信頼関係を重要視する男だ。仕事でも信頼関係を大切にしていきたい。
  2. 私はエキサイティングな人生を楽しんでいる。この欲望が満たされる快感に今後も身をゆだねていきたい。もちろん傷つくことも多々あるだろう。しかし私は、食欲、性欲、睡眠欲、名誉欲、支配欲などを満たすために生活していきたい。

この男性が1と自己認識すると当初掲げていた「円満な家庭」が夢として定着するでしょう。彼の昔から大切にしていた価値観が前面に出てきます。

一方、2と自己認識すると「起業して大金を稼ぐ! 晩年には政治家になる」が夢となるでしょう(少し私のイメージが古いでしょうか? 笑)。彼の昔から心の奥に眠っていた欲望が前面に出てきます。

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このように、自分を「どうとらえるのか?」は、人生経験をある程度積まなければ難しいでしょう。アイデンティティの確立には他人(社会)との関り合いを避けては通れません(それゆえに「私は社会が嫌いだ。だから社会との関り合いを避ける」というアイデンティティも存在するでしょう)。

アイデンティティが確立されてから、「夢」をもてば良いのではないでしょうか。

まだくっきりはっきり内面の自己認識がされていないとき、崩れているとき、混乱しているときに無理をして「夢」を持つ必要はないと思います。むしろ、今の環境で精一杯働いて、たくさんの人と本気でコミュニケーションをとってみて、海外にも飛び出したりしてみてと人生経験を積んでいくことをしてみることが大切です。

そうすると、自分はどんな人間か? 何を善として、悪とするのか? 私は私の大切な時間をこれに投入していきたい! などの気づきが得られると思います。




他人に「あなたの夢は何ですか?」と質問されたら

アイデンティティの確立を目指している途中に重要人物から「あなたの夢は何ですか?」と聞かれたらどうすればいいのでしょうか?

そのときは「うまく表現する」しかないでしょう(営業・セールスセンスが問われますね♪)。

重要人物から夢についての質問されているのですから正直に「まだ夢はありません」と回答してしまうと、その人物に「夢を持っていないのか……」とガッカリされてしまうことが推測できます。

ですので、「申し訳ありません。夢はあるのですが、それを他言しないと決めて生きております。ただ、あえて言わせていただくと今の仕事で結果を出すことを意識してます。その延長線上に夢があるからです♪」と表現したり、「夢は○○です」と、嘘でその場をやり過ごすといいでしょう(その場合、すぐに忘れてしまうので、スマホにメモっておきましょう)。




あなたの大切な時間を何に投入したいですか?

夢がないからとあせってしまい、無理して夢を持とうとすることほど苦しいことはないのではないでしょうか。

しかも、そんなときは、ほかの人たちが掲げている夢を真似してみたり、有名人(孫正義さん、落合陽一さん、前田祐二さん)のようになろうとしてみたりと、混乱状態になってしまいます。

これほど虚しい時間はありませんよね(個人的にはこれが最悪だと思います)。

また、夢を持てないことに自己嫌悪し、塞ぎ込んでしまうことも虚しい時間となります。

ですから、まずは急いでアイデンティティの確立を目指されてみてください。

※注意: あなたが何歳であろうとも精神的な「親離れ」ができていないとアイデンティティの確立には時間がかかります。その点もふまえておかれるとスムーズに作業ができるかもしれません。

無事、アイデンティティが確立されたあとに、夢について考えてみてはいかがでしょうか?

そして、「お金よりも大切な自分の時間。この時間を何に投入したらグチらず有意義になるのか?」、これについて考えてみられることで、あなたのやりたいことが見えてくると思います。

以上が「あなたが夢をもてない理由」でした。

ぜひ、あなたの夢をもって、充実した毎日を送っていただけたらと思います。

陰ながらではございますが、あなたのますますのご活躍を心より応援しております。

ありがとうございました。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。

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