営業を苦手にしている人の特徴: 結果だけを意識している
営業を苦手としている人は、「結果だけを意識している」という特徴があります。
したがいまして、彼らは思うような結果を出せず、営業という仕事に面白味を感じられずにいます。
なにより彼らはまだ営業スキルが低い時期なのに、トップ営業マンの方々のような実績を出せない自分自身に対して悔しいとか、情けないとか、ネガティブな感情を発生させています。
普通、営業スキルが高まってくれば実績も出はじめるため、営業スキルを高めることに集中して生活をするのですが、そうではないのです。
常に結果だけを気にかけておられます。
おそらく彼らは努力が嫌い、または努力はカッコ悪いという価値観をもっているはずです。
さらっとカッコ良く数字を出したいのでしょう。
営業を苦手にしている人の特徴: ウソをついてしまう
私が見てきた営業を苦手としている人は、結果のためにお客様に小さなウソをついてしまいます。
そしてそんな自分に耐えられなくなり、苦手意識を増幅させていました。
例えば新人の法人担当営業マンがいたとします。
彼は商談のときにお客様から、「失礼ですが、○○さんは入社されて何年目ですか?」と質問されました。
すると、次のように考えてしまうのです。
「うっ……。入社6ヶ月目ですと言ったら成約できないんじゃ……。だからここは3年目と言っておいたほうがいいか……」。
このような小さなウソを思いつき、そして実際に「3年目です!」と言ってしまいます。
この現象は、結果だけを追求したがために起こってしまったのです。
本来なら余裕をもって真実を伝えれば良いのですが。
例えば次のように伝えれば何も問題はありません。
「はい。私は入社6ヶ月目です♪」。
さらに続けて、
「私が新人でご不安を抱かせてしまいましたら申し訳ございません。ただ弊社のサービスの質とお客様の利益には何も影響はございませんのでご安心ください♪ 私が責任を持って担当させていただきます♪」。
ウソは必要ありません。
※お客様は自分に利益を与えてくれるのなら、担当が新人だろうが誰であろうが気にされません。このことはあなた自身が営業をかけられる側になるとより実感できると思います。
営業を苦手にしている人の特徴: 自社商品の強みや他社商品の弱みが把握できていない
私が見てきた営業を苦手にしている人の特徴のひとつに「自社サービスの強みを伝える準備をしていない」というものがありました。
したがいまして、彼自身が「うちのサービスって、別に無くてもいいでしょ……」のように考えていたりするのです。
この考えのせいで営業に対して自信を持てなくなっているのですね。
本来営業とは、お客様へ自社サービスの強みを伝える仕事とも表現できます。つまり自社の商品知識、他社の商品知識、業界の知識などを日頃から勉強しておく必要があるのですね。
そして、自社の強みを自信満々にお客様へ伝えられるように準備しておかなければなりません。
お客様はその自信満々の営業マンの姿を目にすることで、商品への関心がわいてきたりするからです。
営業に対する苦手意識を消す方法
最後に私がおすすめする営業に対する苦手意識を消す方法をご紹介して終わりたいと思います。
私の営業に対する苦手意識を消す方法とは、
・自社商品の強みを整理する。
・他社商品の弱みを整理する
・ウソをつかないと決める。
・結果を求めず、成長を求める。
・接客のイメージトレーニングをする。
この5つです。
もしあなたが営業に対して苦手意識を持っておられるのなら、これらを意識しながら活動してみてください。
おそらく高い確率で営業に対する苦手意識が消えていくと思います。
以上が営業を苦手にしている人の特徴でした。
ありがとうございました。
一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)