寓話『ウサギとカメ』に学ぶ自信のつけ方

自信のつけ方

自信のつけ方は、とてもシンプルです。
次の2つを再認識するだけで、誰でも自信がついていきます。

1.自分の長所を理解する。
2.自分の基準を持つ。

これだけだとあまりにシンプル過ぎてよくわからないかもしれませんので、寓話『ウサギとカメ』を用いて詳しく説明をしていきたいと思います。

「どうしてそんなにのろいのか」

ウサギとカメの物語の中には、このような有名なセリフがあります。
ウサギがカメに向けて言い放つ言葉ですね。
この一言がきっかけになり、お互いがかけっこで競い合うというストーリー展開です。

そして結末はご存知の通りカメが勝ちます。
そこから、
「油断大敵」
「能力が低くとも、努力を続ければ成功できる」
が教訓とされています。

さて、ここで考えていただきたいことがあります。
例えば、ウサギが、
「もう一回勝負しよう」
とカメに言ったらどうなるでしょうか?
しかもこんな言葉で挑発したとします。

「なんだ逃げるのか? やっぱりお前はのろまだな。勝ち逃げしておきたいんだな。勝ったことがないやつの無様な考え方だな」。

おそらくカメの性格を考えると、
「よし、もう一回やってやろう!」
となるでしょう。

そして、二回目のレースが行われるでしょう。

結果は確実にカメは負けるでしょう。
なぜならウサギが油断しないからです。
レース後、ウサギは言います。

「やっぱりお前はノロマだな w」。

カメはもう1度勝負を申し込むでしょう。

「また、勝てる! 一生懸命やってればまたチャンスがくる!」。

しかし、手抜きをしないウサギには勝てません。

すると、しだいにカメはこう考えるようになります。
「なんで、僕は足が遅いのか……」。
「なぜ、ウサギに生まれなかったのか……」。
カメは自信を失っていきます。

自信をもてない人たちの共通点

さて、この寓話、感の良い人ならあることに気がつくと思います。

それは、そもそも、
「なぜ、かけっこで競争しなければならないのか?」です。

そうです。
すべてはここに問題があります。

カメはこう言ってやれば良いのです。

「よし、次はどちらが泳ぎが速いか勝負しろ!」。

しかし、カメはいつも陸地で勝負しようとします。
しかもかけっこで!?

なぜカメはかけっこで勝負を挑んだのか?
それはカメが、
「私は足が遅い」
という劣等感をもっていたからです。
その劣等感をウサギに刺激されたので、ムキになってしまったのです。

これは表現を変えるとカメは、
「自分の基準を持っていなかった」
ということになります。

自分の基準を持っていない人には、次のような特徴があります。

・自分の長所を理解していない。
・他人の基準で生きてきた。

販売職の現場でも、このウサギとカメと似たようなことが起こっています。
例えば、販売職の評価基準は「売上」です。
売上が高ければ評価されます。

しかし、実際の現場では売上=価値の高い販売員ではありません。
以下のような数字が高ければ、販売スキルに疑問が残ります。

・キャンセル率が高い
・金につながらない
・お客様との取引期間が短い
・クレームが多い

自分の評価基準が「売上」だけだったら、カメの評価基準が「足が速い」だったように、ずっと負け続け、自信を失うだけになってしまいます。

しかし自分の評価基準をつくって、それに沿って仕事をしていけば、カメが「水中はウサギより圧倒的に強い」というように、自信を失うことなく仕事を続けることができます。

具体的な自信のつくり方

自分の長所を理解する。自分の基準を持つ

具体的な自信のつくり方をご紹介します。

まずは、
・自分の長所を再度理解し直す。
・自分の基準をこっそりと設ける。

私たちは仕事をしていると、ついつい自分の長所を忘れてしまいがちです。
そこで、再度、自分の長所を理解することが自信をつくる上でとても大切になります。

次に、自分の基準を設けます。
これが何より大切になります。
一度、会社の基準を満たそうとするのを控えてみましょう。

「私は私の基準を満たしている。他の人が私の基準を私以上に満たせるのか?」

このように考えられるようになると、自信に満ちあふれた自分になれます。

ウサギとカメにおけるカメの長所は、陸と水中で活動できる点です。
そして圧倒的な寿命の長さもあります。
「かけっこで勝つ」という、他人の評価基準で勝負しようとせず、自分の長所を中心として活動することが大切です。
もし自分の基準で他人と競争できればしめたものです。
おそらく良い結果が出せるでしょうから、ますます自信がつきます。

※自分の長所を見つける方法はこちら

→→ 販売力を強化するシンプルな方法

ぜひ、あなたの長所、および基準を設けていただけたらと思います。
そして自分の基準を一生懸命超えていけるようにがんばってくださればと思います。

以上、「寓話『ウサギとカメ』に学ぶ自信のつけ方」でした。

ありがとうございました。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)

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