あなたは大丈夫? 私がまだ20代だった頃のこんなダサダサな勘違い

「オレはできる!」と思い込んでいた

私は20代前半の頃、ある勘違いをしながら営業活動をしていました。それはどんな勘違いだったのかというと、「オレはできる!」と思い込んでいたことです。

今回は少しお恥ずかしいのですが、私の過去をご紹介させていただけたらと思います。あなたは私のような勘違いをされないようにと、老婆心ながら書かせていただきたいと思います。




セールススキルがないのに、努力しない……

実はその頃の私は「オレはできる! オレはできる!」と思い込むだけの営業マンでした。これはいわゆるアファメーション(自己洗脳)です。当時の私はこのアファメーションしかしていませんでした。(苦笑)

「オレはできる! オレはできる!」と、繰り返し唱える毎日でした。なぜなら、アファメーションをすると人生が変わると様々な本に書いてあったからです。(笑) そしてこのアファメーションって楽なんですよね。ゴロンと寝ころがっていてもできてしまえます。そして「オレはできる!」と強く思い込むことで、現場では一生懸命がんばっていました。ですから心身共に疲れる毎日を送っていました。

しかし、がんばっているのに結果は思うような数字ではありません。するとすぐに「あぁ~! 思い通りにならない……。この仕事めんどくせぇ~」と、やる気を失っていくようになりました。

そうです。そのときの私は完全にセールススキルが足りていないのですね。売る力がないのに「オレはできる!」と思い込んでいただけだったのです。セールススキルを伸ばす努力を全くしていなかったので、結果が伸びていかなかったのです。




100メートルを10秒台で走れると思い込むその愚かさ……

「オレはできる! オレはできる!」。

このような思い込みだけをしてしまう営業マンは、私のような「勘違い野朗」になる可能性がありますのでお気をつけください。もちろん、「オレはできる!」と思い込むことは大切です。自信につながったりもします。

しかし、このアファメーションだけしかしないことはとても危険ではあります。なぜなら、それは例えるなら陸上短距離走の選手が「オレは100メートルを10秒台で走っている!」と、思い込みながら、いつも通りの練習しているのと同じだからです。

ちなみに100メートルを10秒台で走るには、その本人の「筋肉が上質であること」「ハードなトレーニングを積み重ねること(努力)」、これらが揃わなければ達成されないであろうことは誰でもわかることでしょう。決して「オレは100メートルを10秒台で走っている! オレは100メートルを10秒台で走っている!」と、思い込んでいるだけでは絶対に達成されません。

私はまさにその思い込みだけで売れるようになれると考えていたんですね(当時読んでいた様々な営業本などにアファメーションや潜在意識、無意識の使い方、自己効力感などについて書いてあったので、それらを間違って解釈していたんです。笑)。

ですから、もしかしたらあなたも私のような間違いを犯されてはいないかとても心配になります。(笑) 営業・セールスで成績を出していくには必ず「売るスキル(能力、技術)」がいります。売るスキル(能力、技術)がなければ、高い目標は達成されることはありません。反対に、売るスキル(能力、技術)が備わっていれば「オレはできる! オレはできる!」と思い込まなくても結果が出ます。




私はこうやってやる気を無くし、腐っていった

私は売るスキルがなかったので、目標の売上数字を何ヶ月も達成させることができませんでした。ですからやる気を無くし、腐っていくようになりました。そのプロセスはこんな流れでした。

先ほどの100m走の陸上選手で例えると「オレはできる! オレは速い!」と思い込んでいる状態です。そして毎回10秒台で走ろうとがんばっています。一生懸命、腕と脚を速く動かしています。しかし、結果はいつも13秒台後半……。10秒台じゃない現実が立ちはだかります。その現実を前にして心が折れそうになるのですが「オレはできる! オレは誰よりも速い!」と奮い立たせます。

しかし、何度トライしても13秒台の現実が突きつけられます。がんばっているのに13秒台なのです。そこに最悪なのが、一生懸命がんばっているという満足感があるため、成長しているのでは……と希望を持たせてくれるのです。

「今回は12秒いけたのでは……どうだ!」と。

もちろん結果は13秒台です。なぜ? だってその選手には13秒を突破できる走るスキル(能力、技術)が備わっていないからです。走るスキル(能力、技術)が無い選手は高い目標でもある10秒台というタイムを出すことはできません。

がんばっていることで浅はかな希望をもってしまったことが、やる気を無くし、腐っていく種になっていきます。なぜなら、浅はかな希望が叶うほど現実は甘くないからです。ゆえにその選手は自分に希望を持っていたものが、いつしか真逆の感情でもある絶望感で心を支配されるようになっていきます。そしていつしか競技へのやる気を失い、腐っていくようになるのです。

営業・セールスの仕事でも、目標を達成できずにやる気を失い、腐っていってしまう営業マンは皆だいたいこの心理パターンです。浅はかな希望……、足りない売るスキル……。これらが重なってしまうことはとても危険な状態であることが言えてしまえます。




売るスキル(能力、技術)を高めることを意識する

当時の私はプライドが高かったようです。自分のことを「売るスキルがない営業マン」と気がつくのに時間がかかりました。なぜなら、22歳頃の一時期に気合を入れてがんばっていたら社内で1位、2位になれていたときがあったからです。ですから私は、本当に「オレはできる! オレはできる!」ばかり思い込んでいました。(恥)

もしこれを読まれている新入社員様や転職組の新人様がおられましたら、つねに売るスキル(能力、技術)を高めることを意識していただけたらと思います。

目標達成ができていないのなら、高い確率で売るスキル(能力、技術)が備わっていないはずです。気合いでどうこうなることはありません。よって、本気で結果を出しにいくには仕事が終わってからの時間の使い方が重要になってきます。

・第一印象力

・ヒアリング力

・セールストーク力

・切り替えし力

・信用力

・クロージング力

・メンタル力

・戦略、戦術力

・紹介をもらう力

・売場づくり

などなど……。

これらが「オレはできる! オレはできる!」と思い込んでいるだけで成長するはずはありませんよね(今こうして自分で書きながら当時の自分を振り返るとゾっとします)。

もちろんスキルアップには時間がかかります。したがいまして、ぜひあなたの課題に沿って、ひとつひとつ売るスキル(能力、技術)を高めていっていただけたらと思います。この記事を読んだのにも関らず、当時の私と同じような間抜けな時間を過ごしてしまい時間を無駄にされないように心より願っております。

陰ながらではございますが、あなたのますますのご活躍を心より応援しております。

以上、「あなたは大丈夫? 私がまだ20代だった頃のこんなダサダサな勘違い」でした。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。

ありがとうございました。




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