目標を達成できない営業マン

2018年11月26日メンタル力

目標を達成できない営業マン| なぜ目標を達成できないのか?

目標を達成できない……と頭を抱えている営業マンはたくさんいらっしゃいます。筆者の私も20代の頃はそれに悩まされていました。

そんな中、長く営業職として活動しているとわかってくることがあります。なぜ目標を達成できないのか? 原因が特定できるのです。例えば、目標を達成できない営業マンのメンタル面での特徴は「本気で目標を達成させることを目指していない」「本当は営業職をやめたいがやめられないから続けている(だから目標のことなんか考えたくもない状態)」があります。そしてセールススキル面としては単純に「スキル不足(営業力が低い)」があります(やる気だけで営業実績は出せません)。

高校3年生が大学受験のときに「実は、第一志望の大学への合格を本気で目指していない」または「本当は大学になんて行きたくない」という状態で1年間を過ごしているようなものです。もしくは一生懸命がんばって勉強しているのですが、残念ながら学力がその大学のレベルに達していない……と、このような状態によく似ています。

その中でも、目標を達成できない営業マンの最大の原因が「実は目標を達成させることを本気で目指していない」であることが多いです(私の営業マネージャー時代の経験則です)。

 




 

目標を達成できない営業マン| 「この仕事……やりたくない」はさすがにNG

営業マンのほとんどは会社の従業員として雇われています。したがいまして、さすがに「やりたくない」という本音があってもがんばらなければならない環境です。本当にやりたくない気持ちが最高潮まで高まってしまい、営業実績が落ち始めているのなら、筋としては転職を考えなければなりません。

しかし、やりたくないという営業マンのほとんどはセールススキル不足が原因であることが多かったです。そしてセールススキルを高めるための努力もされていなかったり……。ほかには営業活動を通して他人が嫌いになってしまった、または信じられなくなってしまったことなども原因にあります。

これらを解決できれば、すぐにやりたくないという気持ちは綺麗さっぱり消えてなくなります。

 




 

目標を達成できない営業マン| 1件1件、目標を目指す

目標を達成できない営業マンの最大の原因「実は目標を達成させることを本気で目指していない」です。したがいまして、このメンタル面を改善していかなければ、今後も目標を達成できない営業マンとして君臨し続けてしまうようになります。

では、なぜ目標を達成させることを本気で目指さないのでしょうか? それは「目標を達成させた経験が少ないから」「1件1件を積み上げていく面白さを味わえていないから」と、私は分析しています。

ここで突然ではありますが、あなたは登山経験がございますでしょうか? 登山経験をもたれている方ならば素早くご理解いただけると思いますが、目標を達成させる行為は山の頂上を1歩1歩目指すようなものです。登山では、その山の頂上を目指して1歩1歩山道を登っていきます。すると必ず頂上につきます。

山道を登り始めて数時間経ったとき、その山を知っている人に「頂上まであとどのくらいですか?」と質問して「まだ半分もきてないよ! さあ、がんばろう!」と言われたときの絶望感。「マジでもう登りたくない……」と思いながらも、引き返せません。(笑) ですが、そこからがんばって脚を1歩1歩前に出していくと、最後はきちんと頂上につきます。そして頂上から眺める絶景を味わいながら「歩んできた1歩1歩があったからこそか♪」と、登山の面白さ、魅力に気がつきハマっていくようになるのですね。

会社の目標も似ています。目標を目指して、1件1件成約させていくことに集中して毎日を過ごすようにするのですね。「たかが1件……」「まだ○○件成約しなきゃ……」などと考えるのではなく、ただ地道に1件1件の成約を積み上げていくことだけ考えながら活動するのですね。

すると、そうやってがんばっていると、目標を達成できたときはもちろん、惜しくも期間中に目標を達成できなかったとしても、営業職のなんとも言えない面白さを味わえるようになります。インセンティブ制度がある会社なら、給料も増えますので、そこも楽しみになってきます。そうやって営業職にハマっていくようになるのです。(笑)

 




 

目標を達成できない営業マン| そもそも、学生時代からずっと目標がないんだけど……

もしかしたら、「そもそも目標がない」というタイプの営業マンもいらっしゃるかもしれませんね。そのタイプの方は、なぜ目標を持たれないのか? その理由はとても簡単で「めんどくさい」が根底にあるからです。

要は、その方は目標を持たなくても今日と同じように明日が過ごせる環境のはずです。ですからわざわざ自分の自由を縛ることにもつながる目標なんて立てたくないのですね。目標を設定するとそれに伴って自由を犠牲にする時間が発生します。また、目標を達成させるためには必ず忍耐の期間がありますから、その苦しみからすぐに解放され、自由に快適になりたくなるのですね。だから目標を持たないようになっていったのです。

その代わり、このタイプの方々は……

目標を達成できない営業マン| 目標を持たない=生き甲斐のない毎日になる

目標を持たない営業マンや目標を持つには持つが、すぐにその目標を忘れてしまわれる営業マンは、”生き甲斐”を感じられない生活になりやすいでしょう。なぜなら、自分が何のために生きているのかが分からなくなるからです。どうしようもなく虚しさを味わうような毎日になってしまいます。特に独身者はそのような感情に支配されやすいでしょう(だから、結婚をして、子どもが産まれている営業マンたちはメンタルが比較的安定しており、営業実績も出してきやすいのですね。我が子を守っていかなきゃと、強烈な目標が自然と設定されているからです)。

ただ、目標がないと気楽に生活ができます(快適に生活ができるとも表現できるでしょうか)。それはそれでメリットではあります。しかし、その生活が長くなればなるほど飽きもきますので、実際はそれが人生を味気ないものしてしまっていたりします(最悪、精神的に病んでしまわれる営業マンもいらっしゃることでしょう)。

ちなみに、目標がない営業マンは山のふもとのおそば屋さんでそばをすすりながらビールをのんびりと飲んでいるような状況に似ています。「疲れてまで山の頂上に登る意味がわからない♪」と、口にしながらその時間を楽しんでいるようなイメージです。

しかし、このときに登山を終えた人たちがそのおそば屋さんに入ってきて、登山についてやれ面白かった! やれ絶景がどうだ! やれ達成感がどうだ! などと感想を言い合っている姿を横目で見なければいけないときが目標がない営業マンにとって最高につらくなります。

その登山を終えた人の年齢が自分に近ければ近いほど(そしてお互いの年齢が若ければ若いほど)「自分はいったい毎日そばとビールを飲み食いして何をしているのか……」と、悩むようになります。

目標を持たない=自由に生活できている、でもあります。ただ、その自由は案外すぐに暗闇に覆われるようになっていきます。「生き甲斐がない」という大きな暗闇は、私たち人間が生活をしていく上で非常にやっかいです。それが長く続いてしまうと、人生すべてが消極的になっていってしまいます。

 




 

目標を達成できない営業マン| 目標を創ろう

筆者の私は個人的にではありますが、「生き甲斐がない状態ほど人生つまらないものはない」と考えております。なぜなら、生きる目的がないからです。本当に”虚しい”、この一言につきます。私はそれを嫌というほど感じながら生活していた時期があります。

では、このような生き甲斐がない状態をどうやって脱出したらよいのでしょうか? それは自分で達成したい目標を創ることです。

「自分で達成したい目標……それがさっぱりわからん!」という人なら、とりあえず会社の目標を目指しながら生活されてみてはいかがでしょうか。

すると、目標が達成できるかも? いや、できないかも? などと緊張感を味わえるようになりますし、無事に目標を達成できたときは自分に対する有能感も味わえるようになります。そして何より、目標を目指す生活は、長い期間、忍耐しながらがんばることになりますので、無事目標が達成できたときは心の底からの達成感=喜びにつながります。

もしあなたが目標をもっていないようでしたら、まずはご自分に合った目標を創っていかれたらと思います。目標は何でも良いと思います。趣味の目標でもいいと思います。ご自分の好きな目標を創って、それを目指されてみてはいかがでしょうか。それを達成させていると、仕事でも目標を持ちたくて持ちたくて仕方がなくなってくると思いますので。

 




 

目標を達成できない営業マン| 創った目標を目指して生活しよう

目標を創ったら、あとはそれを目指して生活されるだけですね。その達成を目指して、1歩1歩前に進んでいっていただけたらと思います。

もしかしたら、3日目に目標を忘れてしまわれたり、やめようと考えてしまうかもしれません。しかし今回からはそこで目標を目指さなくなるのではなく、「まぁちょっと休憩」と考えて、目標を意識し続けましょう。そして4日目、5日目と、登山で言うところの1歩1歩、脚を前に出していくように、少しずつ目標を目指されてみてください。

もちろん忍耐を避けては通れないので、苦しい期間を過ごすこともあると思います。ただ、それが目標を達成したときに大喜びできる最高の材料になりますので、その忍耐期間こそ大事にしていっていただけたらと思います。

この記事が少しでもあなたの刺激になれたらと願っております。

陰ながらではございますが、あなたのますますのご活躍を心より応援しております。

以上、「目標を達成できない営業マン(2)」でした。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。

ありがとうございました。