私はネガティブ思考をこうやってポジティブ思考に変えた

今回は、私が自分のネガティブ思考をどうやってポジティブ思考に変えていったのか、その方法について書いている。

ネガティブ思考 原因

まず私はネガティブ思考をしてしまう原因について調べた。心理学系、医療系の情報を漁っているとあるひとつのキーワードにたどり着いた。

「劣等感(れっとうかん)」。

どうやら劣等感があると人はネガティブ思考になっていくらしい。

ちなみに劣等感とは「自分が他人より劣っていると感じている心理状態」のことだ。

この劣等感があると私たちは不安に支配されてしまう。だからネガティブ思考にならざるを得なくなるのだ。

ただ、もしかしたら不安に支配されるとネガティブ思考になりやすいということにいまいちピンと来ない人もいるかもしれない。

そんな人のために少し想像してみてほしい。

それは例えば、あなたが真っ暗闇な山道を一人で歩かされるとしたらどうだろうか。おそらく不安に支配されるだろう。

カサカサと草が動く音が聞こえてきたり、自分が踏んでパキッと何かの木の枝が折れる音にも驚いてしまうはずだ。

このようなときほとんどの人がネガティブ思考になる。

「なんでこんな道を歩かなきゃいけないんだ!」。
「寒い、怖い、帰りたい……」。

不安に支配されているためポジティブ思考ができないのだ。

せいぜい大丈夫だ大丈夫だと不安に支配されながら自分を鼓舞できればいいほうだ。

劣等感がある人はまさに毎日がこのような不安を感じながら生活しているようなものなのである。

劣等感 特徴

・他人と張り合う
劣等感を持っている人は他人と張り合おうとする。なぜなら自分が他人に勝っていると確認したいからだ。

自分が他人に勝っていれば安心できる。

また、その張り合い方も特徴的だ。

まず爽やかさがない。切磋琢磨をしてお互いが向上していく……のではなく、妙に絡み付いてくるような「俺のほうがすごい、お前はダメだな」のような張り合い方をしてしまう。

・価値観の変化
自分の中に劣等感が生まれてくると価値観が変わる。

まず他人を評価しはじめてしまう。同時に自分自身をも評価しはじめてしまうのだ。

そして何でもかんでも「優劣」をつけはじめてしまう。

これがやっかいだ。

例えば、
・実績の高い低いで人に優劣をつけ、評価する。
・年収の高い低いで人に優劣をつけ、評価する。
・権力の有り無しで人に優劣をつけ、評価する。

私は一時期そんな自分になっていた。

でもそれは仕方なかった。私はセールスマンとして働いていて、毎日他人と実績を比較されていたからだ。

売れないセールスマンなんて価値がないと言われ続けていたので、いつの間にか優しくおだやかな性格だったはずの私の人相は変わり、他人や自分に対して簡単に優劣をつけてしまう無神経な男になっていった。

劣等感 捨て方

私は自分のネガティブ思考を変えたいと強く思うようになっていった。どうすればネガティブ思考をポジティブ思考にできるだろうか考えたり調べたりした。

その結果、諸悪の根源である劣等感を捨てなければならないことに解決策を見いだした。

ただやっかいなことに劣等感を捨てるのはめちゃくちゃ難しいことがわかっていった。

その理由は劣等感が生まれるようになったきっかけにある。

人が劣等感を持つきっかけには「その人にとって大切な人が持っている価値基準を超えられない」というものがある。

ちょっと話がわかりづらいので下の例文を読んでみてほしい。

【例】
1.「販売実績の無いセールスマンは価値がない」と尊敬していた先輩が口にしていた。


自分に販売実績が無かった。

「自分には価値がない」と感じはじめる。

劣等感が生まれる。すると自分と他人の販売実績を比較しはじめ、優劣をつけはじめる。

2.「年収の低い男性と結婚してはいけないよ」と慕っている母親の言葉を信じて育った娘。


年収の低い男性を好きになる。このとき間違った人を好きになってしまったと悩む。

劣等感が生まれる。なぜか他人に彼氏を紹介するのが恥ずかしくなる。自分の彼氏を他人と比較し優劣をつけはじめる。

3.「マスコミ業界は優秀な人たちの多い」と認めている人が報道番組やバラエティ番組の情報を真に受ける(例えば「勝ち組、負け組み」「婚カツ特集」など)。


自分が負け組みに所属していると知る。

劣等感が生まれる。自分と他人を「結婚しているしていない」などで優劣をつけはじめる。

このように、人が劣等感を持つようになったきっかけのほとんどはその人にとって大切な人が持っていた価値基準を超えられなかったことが関係している。

私の尊敬していた先輩はいつも売れないセールスマンは価値がないと口にしていた。だから私は自分には価値がないと感じはじめるようになった。

先輩の価値基準をこえられないからだ。

さて、劣等感を捨てるのがとても難しいのがおわかりいただけるだろうか。

私は尊敬している先輩の言葉を否定しなければならない苦しみにエネルギーを使わなければならないのだ。

私の中で「売れないセールスマンは価値がない」はスマホの中のとても大切なアプリのようにしっかりと頭の中にインストールされている状態だ。

スマホなら「アンインストール」をタップすれば一瞬で解決できるが人の頭の中はそうはいかない。アンインストールできないのだ。

だけどこの作業をしなければならない。まず私はその先輩から距離をとりはじめることにした。極力コミュニケーションを控えるようにしたのだ。

※もしあなたの大切な人が有名人で、その人が書いた本の中にこえられない価値基準があるのならその本は燃やしてしまおう。

ポジティブ思考を手に入れる

私は自分の大切な人の価値基準をアンインストールしながらも同時に次の作業をした。

その作業とは自分の今までの経験をポジティブに説明するというものだ。

私は家にあったA4のコピー用紙を引っ張り出してきて自分が経験してきた仕事、部活、勉強の成績などを思い返しそれらについてポジティブに説明してみた。そしてそれを読んだ。

この作業もはじめは大変だった。自分についてポジティブに説明するためには自分の経験(過去)をポジティブな視点でとらえ直さなければならない。

そしてこのときに使う単語もポジティブなものにしなければならない。

だががんばって自分の経験をポジティブな視点でとらえ直し、ポジティブな単語で説明しているとポジティブ思考とはどういうものかがわかってくる。

例えば私が売れないセールスマンを続けてしまっていたときは、「売れないやり方を学んでいたんだな。この経験は俺が先輩になったときに何をすると売れないのかを後輩たちに伝えてあげられるぞ」という感じた。
(実際にマネージャーになってから役立った)。

だがもし「売れないセールスマンに価値はない」がアンインストールされていなければこのようには考えられない。不安がじんわりと支配しているからだ。

だからいちいち反論しようとして「売れないセールスマンは成長途中だ。必ず売れるようになる」と考えたとしてもそれは一時的なもので、結局ずっと「売れないセールスマンには価値がない」がつきまとってくる。

だからあなたもあなたの大切な人の価値基準をアンインストールすることにぜひ集中してほしい。

あなたの劣等感を小さな小さな火にしてしまおう。

それができればあなたもネガティブ思考がポジティブ思考へと変わりはじめるだろう。

あなたをネガティブ思考にさせているあなたの頭の中にインストールされている価値基準はなんだろうか。

それは誰の言葉だろうか。

両親? 祖父母? 兄妹? 有名人? 親友? 学校の先生? 部活のコーチ? 会社の上司?

早めにアンインストール作業にとりかかろう。

そして自分の過去を振り返りそれらをポジティブな視点でとらえポジティブに説明してみよう。

おそらくあなたのネガティブ思考はポジティブ思考へと変われるはずだ。

以上が、私のネガティブ思考をポジティブ思考に変える方法だ。

ぜひ一度お試しいただけたら嬉しい。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)

最新情報をチェックしよう!