営業マンとヘアスタイル
今回は、営業マンはどんなヘアスタイルしたら売れやすくなるのか?
これについて私の考えを書いていこうと思います。
なぜこんなことをテーマにするのかというと実績を出すことに苦労している営業マンのためです。
私がマネージャーをしていたときに実績を出すことに苦労していた営業マンにはひとつ大きな特徴がありました。
その特徴とはコミュニケーション能力が少しだけ足りていないというものです。
ここがとても重要でコミュニケーション能力の中にはヘアスタイルをコントロールする能力も含まれています。
要は、自分がお客様からどう見えているのか? 安心感を持ってもらえているのか? などを意識して、しっかりとそこをコントロールできているのがコミュニケーション能力になります。
私は短髪
ちなみに私は支払い能力がある40代以上の男女からさわやかに見られるように、いつも襟足と耳周りをかりあげ短髪にしています。
ごくたまに「営業マンは人柄で勝負! 見た目なんか関係ない! ひげだってはやしてたっていい!」というトップ営業マンの方がいますが、それはそのトップ営業マンだけの成功事例になります。基本的に参考にしないほうが実績が出せるようになります。
確実に販売実績を出していかなければならない立場の人なら、やはり自分のお客様に嫌われないヘアスタイルは何かを考え、それを表現していかなければなりません。
コミュニケーション能力に難ありな営業マンの話
ここでいかに営業マンにとってヘアスタイルが大切であるかがわかる面白い話があるので、少しご紹介します。
私の以前の職場で起きた出来事になります。
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「チッ! いい加減警戒されてることに気がつけよ!」。
この強烈な言葉は、トップ営業マンが後輩に浴びせていたものです。
私はそのとき、その場にいました。
舌打ちの音までクッキリと聞こえたことを今でも覚えています(後輩はそのトップ営業マンより年上でした)。
この後輩はなぜか私を含めた先輩たちのアドバイスを聞かない人でした。
実は、彼のヘアスタイルは「坊主」だったのです。
年齢は40歳前。
顔はイケメンでもありません。
身長が高くガタイが良いのです。
いわゆる「恐い」雰囲気を感じさせる見た目をしていました。
だからトップ営業マンは何度も何度も「髪を伸ばしたら良いよ」とアドバイスをしていたのです。
しかし彼はそれをずっと無視していたのです。
私もなんでこの人は髪を伸ばさないんだろうといつも首をかしげていました。
彼は見た目が恐いので出会う女性客(主婦層)から引かれていました。
だから彼の販売実績は良くありませんでした。
いよいよ優しくアドバイスをし続けていたトップ営業マンのストレスがついに爆発してしまい、上記のような言葉が口に出てしまったのでした。
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この出来事からヘアスタイルをコントロールできるできないは「コミュニケーション能力のひとつ」であることがよくわかるのではないでしょうか。
相手にどう見られているのか? 相手にどんな感情になってほしいのか?
これを考える=お客様とのコミュニケーションがはじまっているのです。
お客様に安心感を
例えば、もし私がヘアスタイルをコントロールできなければお客様は勝手に私のことを暗そうな人、堅そうな人、クセがありそうな人などと判断するでしょう。
なぜならお客様は「見た目」からでしか私の人柄を推測する情報がないからです。
だからお客様に「安心感」や「清潔感」を感じてもらえるようなヘアスタイルにコントロールしなければなりません。
お客様は安心感がわかない状況でお金を使ったり契約書にサインしたりはされません。
だから私はよく銀行や金融商品などのパンフレットに起用されている芸能人やモデルさんを参考にすると良いと後輩に伝えていました。
ちなみに安心感につながらないヘアスタイルの代表的なものが以下になります。
・時代遅れな髪型の人
・ボサボサの髪の人
・髪がパサついている人。
・暑苦しい長髪の人
・ツンツンヘアの男性
・清潔感がない男女
※安心感がわくヘアスタイルの手本はこちら。
→→ 女性版 ヘアスタイル
→→ 男性版 ヘアスタイル
(ひげは絶対にNG)。
私はもう約20年くらい自分のしたいヘアスタイルを我慢しています。
ただ、そのおかけできちんと実績を出してきました。
この私の営業マンのヘアスタイルについての考えがあなたの刺激になれたら嬉しく思います。
一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)