夢(Dream)は無理して持たなくてもいい| 営業マンのメンタル

夢(Dream)は無理して持たなくてもいいものです。しかし皆さん(特に20代の方が)、強迫観念にまで発展してしまわれており「やばい……。私には夢がない……。やばい……。私には夢がない……」と嘆いておられます。こんなに塞ぎ込んだ心理状態が続いてしまわれると、その方の生産性は落ちます。そして人生を楽しむことができなくなります。したがいまして、結論から申し上げますと、夢がないなら無理して持つ必要はないのですね。

あなたへの広告


夢(ドリーム)は無理して持たなくてもいい| アイデンティティが確立されていない証拠

なぜ夢が持てない人がいるのでしょうか? それは「個人のアイデンティティが確立されていないから」です。要は、自分は誰か? 社会に対しどんなことができるのか? 何を善として悪とするか? これらが固まっていないからなのですね。

そして、このように自分が誰か分からないまま、でも夢を持とうとすると、必ず「他人の夢を真似する」ようになります。もしくは「欲望を目標にするだけ」になります。すなわち、自分でもすぐに忘れてしまうような夢になってしまうのですね。

※アイデンティティとは……自分の性格や内面の特性からとらえた自己認識。この自己認識が危機的状況にあることを「アイデンティティ・クライシス」と呼びます。

あなたへの広告


夢(ドリーム)は無理して持たなくてもいい| アイデンティティの確立にはある程度の人生経験が必要

アイデンティティが確率されていないときに夢など持とうとする必要はありません。まずはアイデンティティの確立が先です。

では、どうすればアイデンティティが確立されていくのか? それにはある程度人生経験が必要になります(特に苦しい体験が必要です)。下に、それについて例を挙げながらご紹介します。

=========

例えば、ある20代の真面目な男性が「円満な家庭をつくりたい」と夢を持ったとします。しかし、その男性の心の奥底には「たくさんの異性と遊びたい!」という欲望も渦巻いています。

さて、おそらくこの男性の場合、欲望を達成させてみたいと思いながら生活していくことになるでしょう。すると、いつしか彼女ができます。しかも願望通り、複数人の彼女ができます。そして彼は存分に欲望を満たしていきます。

しかし、彼はこの生活の中で本命の女性から裏切られてしまいました。そして別の女性からは嘘をつかれ、思い切り騙されてもいました。そしてトラブルにも巻き込まれたりもしました。彼は激しい人生経験を積んでいきます。

こんな経験を通して、はじめて彼は自分のことを自己認識できるようになるのですね。すなわちアイデンティティの確立がなされていくのです。

例えば、次のような2パターンの考えが確立されていくようになります。

  1. 私は女性と付き合う際には「信頼関係」こそ大切にしていきたい。平気で裏切ることや嘘をつくような人たちと人間関係を構築していくのはまっぴらだ。私は信頼関係を重要視する男だ。
  2. 私はエキサイティングな人生を楽しんでいる。この欲望が満たされる快感に今後も身をゆだねていきたい。もちろん傷つくことも多々あるだろう。しかし私は、食欲、性欲、睡眠欲、名誉欲、支配欲などを満たすために生活していきたい。

この男性が1と自己認識すると当初掲げていた「円満な家庭」が夢となるでしょう。彼の昔から大切にしていた価値観が前面に出てきます。

一方、2と自己認識すると「起業して大金を稼ぐ! 晩年には政治家になる」が夢となるでしょう(少し私のイメージが古いでしょうか? 笑)。彼の昔から心の奥に眠っていた欲望が前面に出てきます。

============

このように、自分を「どう自己認識するのか?」は、人生経験をある程度積まなければ難しいでしょう。アイデンティティの確立は他人(社会)との関り合いを避けては通れません(それゆえに「私は社会が嫌いだ。だから社会との関り合いを避ける」というアイデンティティも存在するでしょう)。アイデンティティが確立されてから、「夢」は持てばいいと思います。

まだくっきりはっきり内面の自己認識がされていないとき、崩れているとき、混乱しているときに無理をして「夢」を持つ必要はありません。むしろ、今の環境で精一杯働いて、たくさんの人と本気でコミュニケーションをとってみて、海外にも飛び出したりしてみてと人生経験を積んでいくことが先です。すると、自分が誰か? どんな人間か? 何を善とし、悪とするか? これらに自分なりの気づきが得られるようになります。

あなたへの広告


夢(ドリーム)は無理して持たなくてもいい| 他人に「あなたの夢は?」と質問されたら?

アイデンティティの確立を目指している途中に重要人物から「あなたの夢は?」と聞かれたらどうすればいいのでしょうか? そのときは「うまく表現する」、これしかないでしょう(営業・セールスセンスが問われますね)。重要人物から夢についての質問されているのですから正直に「まだ夢はありません」と回答してしまうと、その人物に「夢を持っていないのか……」とガッカリされてしまうことが推測できます。ですから、

「夢はもっています。しかしそれを他言しないと決めて生きております。ただ、あえて言わせていただくと今の仕事で結果を出すことを意識してます。その延長線上に夢があるので、叶うはずなんですよ♪」とうまく表現したり、「夢は○○です」と嘘をついておけば良いでしょう。

あなたへの広告


夢(ドリーム)は無理して持たなくていい| 急いでアイデンティティの確立を

無理して夢を持とうとして、他人の夢を真似することほど虚しい時間はありませんよね(個人的にはこれが最悪だと思います)。また、夢を持てないことに自己嫌悪し、塞ぎ込んでしまうことも虚しい時間となります。ですから、まずは急いでアイデンティティの確立を目指されてみてください。

※注意: あなたが何歳であろうとも精神的な「親離れ」ができていないとアイデンティティの確立には時間が掛かります。その点もふまえておかれるとスムーズに作業ができるかもしれません。

無事、アイデンティティが確立された後に、夢を持たれてみてはいかかでしょうか。今回は営業・セールスで営業実績を上げていくためには直接関係のない内容でしたが、営業実績を出すためのガソリン(パワー)の源になるテーマですので取り上げてみました。

陰ながらではありますが、あなたのますますのご活躍を心より応援しております。

ありがとうございました。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。

あなたへの広告


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする