ネガティブからポジティブになる方法 ~営業マンの悩み~

      2017/07/28

ネガティブから脱出しよう

今回は、前回の続きです。

もし、まだ前回の記事を読まれていないようでしたら「営業・セールスで実績が低い人の特徴」をご確認いただけたらと思います。

それをふまえて書かせていただきます。

さて、今回は、「ネガティブからポジティブになる方法」をご紹介していきたいと思います。

 

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あなたは ”劣等感” をもたれていませんか?

私は営業マネージャーときに、たくさんの部下の方々や他社の営業マンたちとコミュニケーションをとってきました。

そこで私は「ネガティブな人の特徴」をいくつか発見しました。

あなたは当てはまる項目はありますでしょうか?

・真面目な性格

・負けず嫌い

・他人を信じない

・自分に厳しい

・自分の失敗を許さない

・批判的思考

・他人と自分を比較して無力感を味わう

営業・セールスマンとしては素晴らしい資質のように思える項目もいくつかあります。

しかし、これらの特徴の根底にあるのが「劣等感」です。

ご本人たちは気がつけないのですが、ネガティブな人たちは、心の奥底にすさまじい劣等感をもたれていることがほとんどです。

 

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劣等感とは?

劣等感とは、「自分が他人より劣っていると感じている状態」のことです。

「劣等感をもち続ける人は、人生を不幸に生きる」。

この言葉は精神科の医師、心理学者などがよく口にされています。(うつ症状を発症させてしまう原因やニートになってしまう原因の一つとも考えられています)。

この感情には面白い特徴があります。

それは、ご本人にとって客観的な事実が無視され続けることです。

あくまでご本人の主観的な解釈で「劣っている」と判断されます。

したがいまして、劣等感を持っている人は、客観的にはそこそこうまくいっていても、ご本人は常に「ダメだ……。まだ足りていない」と感じておられます。

そして、その状態が続き、慢性化してしまうと「自分は価値が無い人間だ」と、思い込むようになっていかれます。

すると、ご本人は「本当に私には価値が無いのか? そんなはずはない!」と、こちらも無意識ですが危機感が生まれてきます。

この無意識の自問自答が原因となり「いや、私には価値がある! 本当はすごいんだ!」と、今後は自分を有能な人間と思いたい感情がわいてくるようになります。

これが原因で「他人から認められたい!」という認証欲求が激しくわいてくるようになります。

しかし、悲しいかな、現実は他人が自分を認めてくれることなどほとんどありません。(社会人になって、他人から賞賛されるなんてほとんど経験しませんよね。おせじで少しくらいでしょうか)。

したがいまして、ご本人は激しい欲求不満になります。

毎日認証欲求が満たされないので苦しくなってきます。

それゆえに、目の前の楽しみに一切楽しさを感じないようになっていきます。

「すごい自分」が達成されていないので、目の前の楽しみなんてどうでもよくなるのです。

まさに劣等感が心の奥底に潜んでいる人の特徴「人生を楽しめず不幸になる」という状態に陥っていくのです。

 

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他人と張り合うことで自分を保てる

そして、ここからがより恐ろしいのですが、上記でご紹介した通り「まだ足りていない……」「私には価値が無い……」と感じておられるので、それを何とかひっくり返そうと無意識が働きます。

ゆえに「負けない!」という負けず嫌いが発動します。

そして他人と張り合おうとされるのです。

なぜなら、他人に負けなければ自分が劣っていないと確認できるからです。

これは、自分が他人より劣っていることが現実になるなんてことは不安で仕方ない……ということでもあります。

よって、その不安から逃れるために他人に勝たなければならないのです。(負けず嫌いの方は、本当に張り合ってこられますよね)。

これが劣等感です。

それゆえに劣等感の強い人の価値観はとても分かりやすいです。

1: 実績で人の優劣を評価します。

2: 年収で人の優劣を評価します。

3: 権力・権威の有無で人の優劣を評価します。

人を「優劣」で評価されます。(例えば、異性とのお付き合いも「この人だったら他人が羨ましいと感じるだろう」と、思える人と付き合いたいと考えてしまいます)。

このように、優劣ですべてを判断してしまうようなります。

そうなってしまった理由は、営業・セールス職が毎日職場で自分と他人を比較する環境だからです。(あと、受験競争も絡んでいますね。それと同時にメディア環境の発達によりテレビ、雑誌、SNSなどで他人の幸せな情報と自分を簡単に比較できるようになりました)。

まさに毎日、毎月、毎年、優劣をつけられながら仕事をするのが営業・セールスです。

すると、優しかった人も、毎日のように実績を比較される中で劣等感をもつようになります。

いつしか優しかった人の人相が厳しくなり、他人や自分を「優劣」で評価するようになっていかれます。

 

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劣等感を持つようになったきっかけがある

要は、人を「ネガティブ」にさせる原因は劣等感なのです。

したがいまして、ネガティブからポジティブになるには「劣等感を捨てる」、この作業をしていかなければなりません。(簡単そうでとても難しい作業です。一生劣等感を捨てることができない方もおられると思います)。

さて、では、私たちはどうやって劣等感を持ってしまったのでしょうか?

「他人と自分を比較して、優劣をつけたからでしょ?」と思ってしまいがちですが、実際はそうではありません。

劣等感を持つようになったきっかけは、「自分にとって大切な人または特別な人の言葉」です。

昔から学校でも家庭でもどこでも自分と他人を比較される環境はあったと思います。

しかし、そのときはそんなに劣等感を持つことはなかったのではないでしょうか。(例えば、勉強できなくても「別にいいや」みたいに考えている人は多いですね)。

しかし、年齢を重ね、社会の仕組みが見えてくると、自分の行動に責任が生じることも理解できるようになっていきます。

すると自分にとって「大切な人」「特別な人」の言葉の影響力が強くなってくるのです。

そして、ネガティブな人は、大切な人または特別な人の言葉を無意識に受け入れてしまったので、そして劣等感を持つようになっていくのです。

それを詳しく見ていきましょう。

例1: 「実績の無い営業マンは価値が無いぞ」と尊敬していた先輩が言っていた。

自分に実績が無かった。

ゆえに「自分は価値が無い」と感じはじめる。 → 劣等感が生まれる。すると、他人と自分の実績を比較しはじめる。優劣をつけはじめるようになる。

 

例2: 「年収の低い男性と結婚してはいけないよ」と、慕っている母親の言葉を信じて育った娘。

年収の低い男性を好きになる。

このとき、間違った人を好きになってしまったと悩む。 → 劣等感が生まれる。なぜか、他人に彼氏を紹介するが恥ずかしくなる。自分の彼氏を他人と比較し優劣をつけはじめる。

 

例3: 「マスコミ業界は優秀な人たちの多い」と認めている人が、報道番組やバラエティ番組の情報(例えば「勝ち組、負け組み」「婚カツ」特集など)を真に受ける。

自分が負け組みに所属していると知る。 → 劣等感が生まれる。自分と他人を「結婚している、していない」などで優劣をつけはじめる。

 

このように、劣等感は「大切な人または特別な人の言葉」がきっかけで生まれてくることが多いのです。

 

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ネガティブからポジティブになる方法

したがいまして、人がネガティブからポジティブになるためには、上記のような劣等感を持つきっかけになった人たちの言葉を削除するようにしなければなりません。

またはコミュニケーションを避けるようにしなければなりません。

そして、自分は「ポジティブな情報」に触れるように意識していきます。

同時に頭の中もポジティブにしていきます。(ポジティブとは「前向きに考える」ということです)。

※ 特にマスコミの情報に気をつけましょう。

マスコミ情報はほぼネガティブな表現がされています。

なぜなら、情報の視点や表現をネガティブにした方が圧倒的に視聴率がとれたり、大きな部数が売れるからです。

これを真に受けていてはいけません。

簡単に洗脳されてしまいます。

ちなみに、これはマスコミが悪いのではなく、鵜呑みにする側に問題があります。

例えるなら、セールスマンの言葉を信じて従っていたら、必要のない高額商品を買っていたという状況です。

マスコミ業界の人たちも、私たちと同じように実績を追われています。(販売部数や視聴率がそれです)。

そして、何より、なりふり構ってられない高額な金額が動いているのがマスコミ業界です。

例えば、次のタイトルがあったとして、あなたならよりどちらに目を奪われますか?

1: ビジネスマンを飛躍的に成長させてくれる仕事が営業!

2: 詐欺集団製造工場!? 営業マンの育成に失敗する中小企業の罪!

※おそらく2に目を奪われるのではないでしょうか。

ネガティブのパワーは強烈に人をひきつけます。

そうやって彼らは文章を読みたいと思わせて、購買に結び付けています。

もちろん、中に書いてある文章もネガティブな表現です。

このような世界観に触れ続けていれば、知らない間に思考がネガティブにならざるを得ません。

もしあなたが「あっ、劣等感が芽生えているかも……?」と、少しでも感じるようでしたら、すぐにそのきっかけになった言葉を発していた人と距離を置かれてみてください。

なぜなら、あなたの価値は実績や年収、会社の肩書きの優劣ではありません。

あなたの価値は、好きなパートナーやお子様、好きな友人との関係の中に発揮されています。

もし、あなたの好きな人たちとの関係で「年収が必要だな」とご自分で結論を出されたのなら、がんばって実績を高め、年収を上げていかれれば良いと思います。

しかし、間違っても「オレはあいつより優秀で、あいつは劣っている!」「もっと認められたい」と、感じたいがために行動をとられないことです。

完全に言動がネガティブになっていきます。(ネガティブなオーラは、本人は隠せているつもりでも、他人にはスケスケなものです)。

したがいまして、他人が寄り付かなくなってしまいます。

他人が寄り付かない=営業・セールスで実績を出しづらくなってしまいます。

そして、プライベートでも他人から嫌われやすくなってしまいます。

ネガティブからポジティブに変わっていくためには、普段のやさしく思いやりのある自分自身に帰ることです。

そして、ネガティブな人とのコミュニケーションを極力0にしていくことです。

実績は低くても良いのです。

ゆっくりと、でも確実にスキルアップしていけばいいのです。(マイペースでポジティブですよね?)。

※ もちろん、実績が低いままでいいわけではありません。

売るスキルはがんばって上げていかなければなりません。

要は、ネガティブからポジティブになる方法は劣等感を捨てることです。

劣等感を持つきっかけを与えてくれた人とのコミュニケーションをやめることです。

もしかしたら、その人は親友かもしれません。

両親かもしれません。

目の前に置いている本かもしれません。(そんな本、燃やしてしまいましょう!)。

とにかく誰であろうと、その人たちとのコミュニケーションは正月くらいにして、普段は一切コミュニケーションを避けましょう。

これができるようになれば、精神的に楽になり、営業スキルが必ず高まっていきます。

嫌でも実績は高くなります。

なぜなら、あなたが仕事に対して前向きだからです。

あなたの周りには、あなたを応援してくれるポジティブな考え方の人しかいません。

力がわいてきます。

したがいまして、ネガティブからポジティブになるためには、今後コミュニケーションをとる相手をしっかりと選んでいかなければなりません。

これはプライベートの幸せにもつながってくる、本当に大切なことです。

ぜひ、意識していただけたらと思います。

この記事があなたの仕事に刺激になりますように願っております。

そして陰ながらではございますが、あなたのご活躍を心から応援しております。

以上、「ネガティブからポジティブになる方法 ~営業マンの悩み~」でした。

一二 三四朗(ヒフ ミシロウ)でした。

ありがとうございました。

 

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